正しいピストン運動のやり方:何処をどのように攻めているかを明確に意識すべし
セックスといえば挿入⇒ピストン運動ですが、ちょい悪けだものエロ漢としては「自分が気持ちよくなるため」にピストン運動していてはいけません。
ピストン運動の第一目的は、女性に気持ちよくなっていただいて、連続中イキしていただくことですからね!
そのためには、漫然とピストン運動をするだけではなく「何処を何でどのように攻めるのか?」を明確に意識して行う必要が有ります。
膣内外の性感スポット
まず、その前提として、女性器周辺・膣内外の性感スポットを整理しておきましょう。
膣内の性感スポット
膣内の性感スポットとしては、
- 膣口付近(余り意識されませんが、実はかなりの性感スポットです)
- Gスポット(場所については、「連続中イキSEXを目指すために女性のオーガズムの特徴を知る」を参照してください)。
- AGスポット:Gスポットの1.5センチほど奥。アダム徳永氏が発見・命名したと氏の書籍には有りました。
- Tスポット:一番奥の部分で、ポルチオの上側。これもアダム徳永氏が発見・命名したと氏の書籍には有りました。
- 裏Gスポット:Gスポットの反対側でお尻のほう。ちょっとアナルが刺激されます。
- 裏Tスポット:一番奥の部分で、ポルチオの下側。
- 膣括約筋:これはピストンでは攻めにくいので別途記事にします。
があります。
膣外の性感スポット
膣外の性感スポットとしては、クリトリスとアナルが上げられます。
男性がピストン運動での刺激に使えるもの
男性がピストン運動での刺激に使えるものって…ペニスだろ!って思うかもしれませんが、分析的に見ると以下のようになります。
- ペニスの先:分かりやすいですよね。
- ペニスのカリ:特に引きの際に引っ掛けるように刺激することが出来ます。
- ペニスの付け根(おなか側):押しの際にクリトリスを刺激することが可能です。
- 睾丸:正常位での押しの際にはアナル付近を、バックでの押しの際にはクリトリスを刺激することが可能です。
体位と挿入角
以上を踏まえた上で体位について考えると、体位というのは「この格好が刺激的だから…」等の要素ももちろん有りますが、「この場所を、この部分で刺激しやすいから」というような発想も出て来ます。
また、同じ体位でも、挿入角を見直せば、刺激出来る部位が変わってくることも分かると思います。
ここまでくれば、漫然と入れてピストンをはじめて、適当に体位変換をして…なんていうセックスが「なんと適当だったか…」と思えるのではないでしょうか?
理想的な体位変換とピストン運動
女性の性感は、挿入したら直ぐに上がるというものではないですから、最初は膣口付近をゆっくりほぐしつつ性感を高める必要が有ります。
ある程度性感が高まったら、Gスポット刺激でGスポットオーガズムに到達していただくのが基本です。
そうすると、子宮が降りてきてポルチオ刺激に入れますので、奥(Tスポットや裏Tスポット)を押すように攻めていくのが良いでしょう。
この流れを適正に行うために、体位変換を考えていくことになります。
体位決定のための勘案要素
48手といわれるように、世の中には色々な体位があって、お好みもあると思いますが、その体位が有効性を発揮するための意外に大きな要素が「あなたと女性の身長差」と「女性の膣の位置(上付き・下付き)」です。
これによって、挿入自体苦労する体位もあれば、非常にしっくりくる体位も出て来ます。
ここはもう、その女性とのセックスの中でしっくり来る体位を探すしか無い部分です。
正常位最強説
上記(身長差と膣の位置)で、正常位がしっくり来た場合、あなたはラッキーです。
正常位は意外に万能な体位で、膣口刺激も自身の腰を微妙にコントロールしながらできますし、(男性が)身体を起こして腰を落とせば引きの際にカリでGスポットを刺激することも可能です。
もちろん盛り上がってくれば、Tスポット・裏Tスポットも容易に攻めることが出来ますし、普通にピストンするだけでペニスの付け根でクリを、睾丸でアナルを刺激することが出来ます。
ですので、腰の上げ下げで挿入角度を変えることをマスターすれば、正常位のみでセックスを完結させること(もちろん連続中イキが前提です)も可能です。
正常位がしっくりこない場合
膣口の刺激は、正常位が一番なのですが、難しい場合は横臥位になるでしょうか。
Gスポットに関しては、バックで亀頭の裏を使って刺激していくか、対面座位から男女とも後ろに身体を反らせた(炬燵隠れ)が良いでしょう。
Tスポット・裏Tスポット奥の刺激に関しては、深く挿入しやすいバックや騎乗位がやりやすいでしょう。
ピストン運動の際の注意
ここまで解説を読んでいただいたあなたなら分かっていただけると思いますが、ピストン運動の際にも、何処を攻めているかをしっかりと意識して行うことが重要です。
すると、膣口付近を攻める初期段階では、自ずと小刻みなものになります。
正常位でGスポットを攻める際は、「押し」よりも「引き」に力点を入れて行うことになりますね。
奥を攻める際には、「突く」事になりますが、激しく突いても女性は痛いだけなので、盛り上がってくる中で「引き」は早めでも良いですが、「押し」の最後はゆっくりと圧をかけるイメージにすべきです。
この記事のまとめ
この記事では、ピストン運動で大切なこととして、
- 自分の身体のどの部分で、女性の何処を刺激するかを意識することであること
- 刺激する箇所は、膣口⇒Gスポット⇒奥と移行すべきであること
- 体位転換は、刺激場所を変えるためでもあること
を解説させていただきました。
また、正常位は意外に万能体位で、体位変換無しにセックスを完結させられること(実際、私とパートナーのセックスの90%程度は、正常位オンリーです)も解説しました。
これらを身に着けることで、セックスの質が大きく変わりますので、是非是非マスターして、パートナーを連続中イキさせてください。

尚、逆説的なところも有りますが、別記事少しの変化で効果抜群!体位バリエーション5選とそのポイントを併せて読んで実際に試して頂けると、「挿入角度に対するペニスの当たり所」が感じられて、「自発的な挿入角度コントロール」がやり易くなります。こちらも是非ご一読ください。
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